オフィス食堂改修プロジェクト “ほんちか”|香川県
半地下に位置する社員食堂を、明るく心地よく、誰もが自然と集まりたくなる場へと再生する計画でした。
単に使いやすい食堂として整えるだけでなく、自社商品や技術の魅力を社員自身が日常の中で体感できる場として、新たな価値を持たせることを目指しています。
建築設計のグルーヴアーキテクツと協働し、中庭と一体となる構成を計画。
半地下という条件を活かしながら、光・緑・素材の陰影が穏やかに重なり合う空間へと刷新しています。
本計画の核となるのは、企業が長年培ってきた技術力と表現力です。
丸亀沖・広島産の青木石を粉砕し、その骨材を混ぜ込むことで、素材の力強さと奥行きをもつ壁面を実現しました。
庭の石積や景石にも同じ青木石を用い、内外を貫く素材の連続性を構築しています。
自社商品の可能性を引き出し、空間として昇華させること。
それがこの計画の大きなテーマでした。
さぬき漆のランプを採用するなど、地元の技や素材も丁寧に織り込み、企業と地域が静かに重なり合う場を形成しています。
3年にわたり社員の皆さまと向き合い続けたプロジェクト。
試行錯誤を重ねながら、完成した空間には確かな説得力が宿りました。
社員公募で名付けられた「ほんちか」。
その名の通り、“本社の地下”にあるこの場所が、社員にとって自然と集まりたくなる居場所へと生まれ変わりました。
四国化成のものづくりの精神を体感できる、新たな象徴となっています。
建築主 : 四国化成ホールディングス株式会社
建築設計 : グルーヴアーキテクツ

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2026-04-27 | Posted in |

